

2019年6月7日公開のアラジンの感想を4DXに特化して紹介するで!
まずは4DXについての記事を先に見て下さい!
こちらでは、絶叫系がどこまでいけるか
どこまで酔いに耐えられるかのランクを前提にお話しますので、
上の記事を先に読んでおいて下さい!
アラジン「4DX」の感想
アラジンを鑑賞してきて思ったことを書き綴ります。
動きはどうだった?
アラジンは魔法の絨毯以外はあまりアクション性が高くありませんでした。
始終、揺れは微妙なので、絶叫ランクCの人でも楽しめると思います。
アラジンが走り回ったりするシーンが多く、
それを追従するカメラワークにあわせて動きます。
揺れ自体は本当にしょぼいです。
ただ最後の方に魔法の絨毯で飛び回る部分があるのですが、
そこだけはAランクの僕でも結構いい感じに楽しめました。
Cランクの人だとかなりスリルを味わえる一瞬かもしれませんね!
水濡れた?
海のシーンや嵐のシーンはありましたが、
水らしい水が一切なく、霧水をちょびっとかけられただけでした。
当然、5秒で乾きましたよ笑
映画館にもよるのかもしれませんが、
少なくとも自分は濡れませんでした。
他の効果はどう?
雷のフラッシュは必要ないと思うくらいにはしょぼく、
背中に地面をぶつけるシーンで背中を「トンッ」とされる効果も申し訳程度すぎて不要かなって思いました。
ただ、空気が噴射されたり風が吹いたりするのは臨場感が出ていて良かったし、気持ちよかったです。
においの方は…一種類しかなく全部同じ香りでしたが、
個人的にはいいにおいだと思ったので気に入りました笑
場にあってない匂いがするので必要ないと言えばないですね!
総評
全体を通して言えば、「微妙…だけど良かった」でした。
動きが小さすぎるのが一番微妙だと思った点ですが、
それでも動かないアラジンを観るよりは断然面白かったです。
絨毯で飛ぶアクションシーンは言わずもがな最も良かったですし、
比較的大きく揺れ、風が前から吹いてくるので臨場感はすごくありました。
アクション性で言えばアクション要素の少ない部類の作品になりますので、
アトラクション系が苦手な人でも楽しめる…むしろ、
アトラクション系が苦手な人が一番楽しめるだろうと感じました。
逆に絶叫ランクがSの人は、つまらないと思うだろうなって印象です。
それでも普通に見るよりは何倍も楽しかったですし、
3,100円で観にいった甲斐がありました。
値段相応の価値があるなって感じます。
吹き替え版アラジンの感想
4DXのアラジンは基本的に吹き替え版しかないので、
吹き替え版を観てきました。
僕は字幕版は苦手で、吹き替え版派ですのでちょうど良かったですね。
字幕版って字幕に目が行くから、
肝心な映像を見る機会が吹き替えよりうんと少ないんですよ。
映像を捉える情報量が少ないので、あまり楽しめないからやっぱり吹き替え版が良いですね!
でも、「A WHOLE NEW WORLD」とかは英語で歌ったほうがいいんじゃ…と思ったり、
こんなこと言い出すとキリがありませんが笑
アラジンはとても見やすいなぁと感じたんですけど、
一番の理由は登場人物が少ない所ですね。
あれやこれやとガンガン登場人物が出てくるわけじゃないので、
話もしっかりまとまっていて非常に分かりやすいストーリー構成でした。
無駄な情報量が削られていて非常に少ない情報量でストーリーを展開させており、
頭を空っぽにしても余裕で楽しめました!
私自身、映画はストーリーを最重視していて、主演だの配役だのはどうでもよくて全く気にしないので、
そのあたりの情報には疎いです。
誰が出ていようとおもしろければ良いですし、
逆にどんな大物が出ていようが話がつまらないならどうでもいいです。
今回のアラジンも、ウィルスミスがどうのと言われていますが、
全く気にも留めずただアラジンの4DXはどんな感じだろう?という気持ちで行ってます。
なのでレビューの着眼点はストーリー中心になりました。
お話としてはとてもよく出来ており、
シンプルな構成故誰でも楽しめる内容となっていました!
アラジンの感想(ネタバレ込み)
さて、アラジンについてもう少し掘り下げたお話をしていきます。
まず最初にアラジンは、貧しい環境から生き抜くシーンからスタートします。
この話は、アラジンの成り上がりの物語。
生きるために盗みを働いたりして相棒のアブーと共に生きるのですが、
ランプを入手する機会が訪れたアラジンはランプの精「ジーニー」を呼び出します。
そうして、ジーニーと共に過ごす中で2人はいつしか友達になって、
3つ目の願いでは「ジーニーを自由にしてほしい」という願いをします。
この「ジーニーを自由に」という願いは、
ジーニーを始めて呼び出した時からそうしようと決めていたような描写があり、
その時から自分のことより他人を思いやる心を持ったアラジンの人間性が垣間見えましたね。
一時期欲にまみれて、ジーニーを忠告を無視したりもしましたが、
性根までは腐っておらず、富や権力を手に入れてもアラジンはアラジンなんだなという安心感がありました。
そんなアラジンの物語を観ることができ、僕は大変ご満悦な心境でした笑
ジーニーも「主人と召使」の関係を徹底していましたが、
アラジンの人間性に触れて徐々に心を許し、友達として接するなどジーニーらしさが出ていました。
長い長い間ランプの中にいたわけなので、ジーニーも退屈で寂しかったことでしょう。
そんな彼が伸び伸びと出てきて、生き生きしている様は「よかったねジーニー」としか言いようがありませんでした!
数々の魅力的なキャラクターがつむぐ物語は、是非一度は見てみてほしいです。
まとめ
この現代でランプの魔神が出てきたら、僕ならどんな願いを言うでしょか…
- 一生お金に困らない富
- 病気にならない身体(死は老衰のみ)
- 家族全員が事故病気にならない
このあたりでしょうか
こんなことを考えながら視聴していました。
そういえばジャファーの「最強の魔法使いにしろ」って願い地味にずるいですよね
自分で大抵のことが出来るし…
ともあれ、全体的にさっぱりしていて気持ちよく観れました。
点数をつけるとしたら…
4DX : 7/10点
内容 : 8/10点ですね。
アラジンや魔神周りのストーリーは非常に良かったのですが、
ヒロインサイドのジャスミン、ダリアあたりのストーリーが薄かったです。
もうちょっと出番があればよかったかな~って感じです。
アラジンとジーニーに出番を極振りしており、
バランス的に偏っている印象を受けました。
しかしそれ以外は文句なしです。
アラジンはアニメ版を実写化されたものなので、
アニメ版も是非見てみるといいと思います!
以上!ありがとうございました。