
ADHDに該当する特徴が多く、全ての仕事、アルバイトが半年以上続いたことがないアイワンです。
ADHDはやたらと症状の数が多く、当てはまる数によって重度が異なります。
一般的に見て優秀、真面目とされる人でさえも一部あてはまるレベルですね。
この記事ではADHDの症状などを説明すると共に、ADHDに該当する人の対策も追ってご紹介します。
ちなみにADHDと発達障碍は全くの別物です。
ここではADHDのことだけお話しますので、ご了承下さい。
ADHDは明確に存在しない
ADHDは明確に存在しない…
具体的に言いますと、「数値」があるものと、「物理的に存在するもの」は「明確に存在する」と言えます。
例えば風邪を引けば体温が上昇します。
体温として、きちんと数値に表れるんです。
血糖値、血圧、糖尿病など、数値化することで症状の存在は確定しています。
このように、数字として表れるものはきちんと症状として存在を証明されています。
そして、数値とは違うもう一つの「物理的に存在するもの」の話です。
例えば、癌では「細胞が傷ついてがん細胞が広がる」という物理的な動きを観測出来るからこそ、
癌は存在すると言える訳です。
くも膜下出血、脳梗塞など血管関係の病気もまた、物理的観測が出来ます。
次に、精神病に近いADHDと同じジャンルの「統合失調症」で考えてみましょう。
統合失調症は「話が通じない」「被害妄想が激しく、自分が全て正しいと思い込む」など、
100人に1人が発症すると言われるADHDに似た感じの病気です。脳の病気とも言われます。
まだまだ研究中で全てが明らかになっていない統合失調ですが、
自律神経の乱れによる脳の機能低下で、ドーパミン神経経路の異常により妄想や会話ができない症状を引き起こしています。
難しいことはこれ以上言っても自分ですら分からなくなるので割愛しますが、
脳の神経による機能の低下が実際に起こっていることまでわかっています。
しかし、ADHDは何の数値も物理的異常もありません。
今は研究中で、「脳の中枢神経に機能障害がある」ことを中心に、
色々な説が考えられています。
ADHDの症状は?
そもそも、ADHDとは「不注意・多動性・衝動性」という3症状が特徴です。
基本的に子どもの頃からADHDで、大人になってから突然ADHDになることはありません。
しかし、大人になって初めて「自分はADHDだった」と気づく人も多いのです。
ADHDでは、いくら自分が頑張っても空回りしてしまい、生活レベルで問題が発生してしまいます。
多動性
多動性では、専門家曰く
- 貧乏揺すり
- 授業中による立ち歩き
- 落ち着きがない
- キョロキョロする
- せわしない
このような症状が見られると言っていますね。
(ADHDの専門サイトでも同じことを言っています → 大人のためのADHD.co.jp)
しかし、僕の中学時代で落ち着きがなかった層は社会で大活躍をしており、
反対に大人しく真面目な僕や一部の層はADHDとなって苦しんでいるので、
社会人になって苦労していない人も多いこの症状がADHDと言えるかは微妙です。
ただ落ち着きがないだけ、せっかちな人なだけな気がします。
これが大人になって仕事や生活に影響してるのなら、ADHDに該当します。
僕は落ち着きがありますので、多動性に該当はしませんでした。
衝動性
2つ目の特徴に衝動性というものがあります。
- 並んでいる列を割り込む
- 順番を待てない
- 駄々をこねる
- 人のしていることを妨害する
- 人が話している途中に割り込んで喋ってくる
- 第三者同士が話している途中に片方に話しかける
- 衝動買いしてしまう
これらもADHDの特徴とされています。
僕はADHD判定されていますが全て一致していません。
多動性と衝動性は問題ないようですね。
衝動性では、相手の気持ちになって考えることが重要です。
これも訓練で改善出来ますね。
衝動買いに関しては我慢力が必須です、訓練あるのみです。
不注意
最後の症状は、「不注意」です。
- テストのケアレスミス
- 仕事によるケアレスミス
- 車による余所見
- 歩きスマホ
- チャリスマホ
- 車ドライビングスマホ
- バイクスマホ
- 忘れ物が多い
- 物をすぐなくす
- 物をすぐ落とす
- 時間にルーズ
- 一度集中してしまうと一つのことに対する集中力が凄まじい
- 夏休みの宿題を最終日付近で一気にやる
- 仕事、作業を順序だてて行えない
- 好奇心が旺盛なのに飽き性
- 同じことを繰り返すのが苦手
などなど、最も多い症状があります。
不注意に関しては、気をつけていてもどうしても注意散漫になってしまうものですね。
僕も訓練していますが、これだけはどうしても改善できず困っています。
僕が最も困っている症状は「人の話を聞けない」です。
対面してる人がいかに大事で重要な話をしても、
それを「しっかり聞かないと!」と思って集中して聞いていても、
気づけば別のことを考えていたり、聞いた話のほとんどが欠落していたりと
ものすごい無能っぷり発揮してしまいます。
最も困っているところです…。
これが原因でアルバイトも仕事も全く長続きしませんでした。
しかし、僕はバイクが好きでバイクにしょっちゅう乗りますが、
車やバイクの運転はしっかり長時間集中出来ています。
違いは自分でも分かっていませんが、人によって何かしらの要因があるのでしょう。
ADHDの不注意に該当する人は車での不注意事故を起こしやすいとも言われており、
より気をつけなくてはいけませんね。
不注意は自分でも研究中ですが、他の症状ももちろん、訓練で解決します。
ADHD改善の訓練方法は?
ADHDは病気でもなんでもないので、訓練で治る場合がほとんどです。
そもそも、ADHDの定義は「日常生活に支障をきたさなければ障害ではない」とされています。
ということで、日常生活で困る場面を解決すれば、それはADHDじゃなくなります!
早速僕の経験を下に見ていきましょう。
多動性を改善する
僕は「貧乏揺すり」「キョロキョロする」「忙しない」症状がありました。
他の人もそれぞれ症状がありましたが、改善しています。
共通して言えることは「日ごろから落ち着くように意識する」ことが大事です。
貧乏揺すり
日ごろから意識するだけです。
どうしてもゆすってしまう場合は、
- 外の空気を吸う
- 一度落ち着いて深呼吸する
- 喫煙者なら喫煙する
このあたりで治ることがほとんどでした。
喫煙は一時凌ぎでしかないので、普段から落ち着くことが大事です。
授業中による立ち歩き
子どもによくあるヤツですね。
教育次第です。僕の周りでは立ち歩いてた子らはみんな社会人になって活躍しており、
ADHDと関係ないだろ!って思っているのでその点は気にする必要はないですね。
落ち着きがない
忙しないと同じですね。
子どもはそういうものですから、むしろ元気な証拠で良いと思いますよ。
ただし、いい大人が落ち着きがないのは問題です。
僕が落ち着きを取り戻したのは心の余裕を作った時でした。
落ち着きがないのはADHDとはおそらく無関係で、
完全に余裕があるかないかの問題なので心の余裕を持ってください。
キョロキョロする
まるで知らないところに来たかのようにキョロキョロする人がいます。
外でやりすぎると完全に不審者ですね…。
まずは落ち着き、はじめは下をみて歩くようにして下さい。
俯いて歩くことが出来れば、そこらの死んだ目をした社会人と同じになります。
その後は少しずつ、しっかり前を見て歩けるようになれば尚良しですね!
ステップアップ形式で、はじめから無理せず俯くことから始めましょう。
衝動性の改善する
僕は「衝動買いをする」以外は該当しません。
衝動買いは食べ物に限るのですが、一度目に入って気に入るとカゴに入れてしまってました。
今はすっかり「我慢」を覚えました。
衝動性に共通して言えることは、「人の気持ちを考える」です。
並んでいる列を割り込む
自分が割り込まれたらどう思うか考えて下さい。
「自分は嫌な思いしてないから」という自己中心的な人の場合は、
それでいいと思うならいいと思います。
ただしその行為は人に迷惑をかけていることを忘れないで下さい。
そして私生活にて影響が出てると思ったら、改善を頑張ってください。
駄々をこねる
ほとんどの子どもがあることです。
気にする必要はありませんが、いい大人が駄々をこねるのは非常にまずいです。
人間関係に影響が出るので、人間関係で困っていたら是非自身の行動を省みてください。
問題があると思ったら改善あるのみです。
人のしていることを妨害する
やってる本人からするとおもしろいかもしれませんが、
やられてる人からすれば単純に鬱陶しいと思っています。
ひょっとすると自分の行動がうざがられていることに気づいていないタイプの人かもしれません。
この症状では、「自分は該当しない」と思いガチですので、
心配なら身内などに「私ってたまにうざいことない?」みたいに聞いてみて下さい。
指摘されたら改善改善!
人が話している途中に割り込んで喋ってくる
質問をしている途中なのにいきなり答えてくる人です。
人の話は最後まで聞きましょう。
第三者同士が話している途中に片方に話しかける
僕の苦手とする人種です…。
めっちゃくちゃ多いです、これ
本当に周りの人ほとんどがこれです。
せめて人がしゃべり終わるのを待つか、
入れそうなタイミングを待ってください。
どうしても必要なら、一言「ちょっとごめん」みたいに謝ってから乱入するようにして下さい。
衝動買いしてしまう
我慢力が足りていません。
自分に褒美をつけて「~を達成したら買う!」と決めて踏みとどまるしかありません。
僕はそれで改善しました。
我慢する意志が弱ければ無意味なので、
衝動買いを改善したいと思っている場合は意志を強く持つことが大事です。
不注意を改善する
不注意の改善は地味にキツいです。
こればっかりはどうしようもないことも多く、
非常に改善が難しいです。
ケアレスミス関連が多いですが、注意できないから不注意なわけで、
改善しようと思って出来るものじゃないので、日頃から意識し続けるしかありません。
テスト・仕事によるケアレスミス
うっかりやらかしちゃうことです。
やっちゃうもんはやっちゃうのだから仕方ない…と開き直れれば苦労はしませんが、
真面目な人ほどやらかしてしまうので、とても気にしてしまう人が多いものです。
僕はどうしても改善できませんでした。
アルバイトでも仕事でも誰よりも失敗し、後から入ってきた人に追い抜かれることはしょっちゅう。
めっちゃへこみました。
僕が選んだ選択肢は「諦める」でした。
自分は全力で気をつけているのだから、引き続き気をつけるしか道はありません。
車による余所見
町を歩いていると、よく左右のどちらか片方しか確認せず右左折する車がいます。
ひどい場合は一切確認せず曲がってくる車もいますが、彼らはADHDに該当します。
もちろん、ほんとはADHDじゃなく単なる無能なのですが、
とりあえず事故を起こす前に確認をしましょう。
一時停止はしっかり止まる、左右はしっかり確認する。
基本的なことさえ出来ていれば事故に巻き込まれることはあってもこちらから起こすことはありません。
歩きスマホ・チャリスマホ・車スマホ・バイクスマホ
ADHDというよりかは、別の病気に該当する気がしますが…
とりあえずやめましょう。
実際歩きスマホをしていても注意を維持できる人はいます、いますけど、
対面する側からすれば怖くて余計な神経を使うんです。
本当に大丈夫だとしても周囲の人の神経を削る迷惑行為になるので、
やめておきましょう。
また、車やバイクは一発免停するようになりました。
移動中の時間が無駄な気持ちは分かりますが、
何か適当に考えながら歩いておけばいいと思います。
忘れ物が多い
僕もよく忘れものをしてしまうタイプです。
何度も最終確認するのに、なぜか頭から抜け落ちてしまうんですよね。
僕はスマホのメモ帳を使うことで対策しています。
宿泊するなら靴下、下着、歯ブラシ…
と、出かける用途によってメモ帳を分けており、
外出時にメモ帳を見て忘れないようにしています。
そして、どこに行くにしても必ず持ち歩くモバイルバッテリーなどは、
常時持ち歩く欄に記載して対策しています。
これで忘れ物はなくなりました。
物をすぐなくす
どこに置いたか一瞬で忘れたり、物をなくすことも多いです。
しかもなぜかそのまま見つからないことも…
基本的に置く場所を決めて片付けることを徹底すればいいのですが
すぐに使うからとほんの一瞬ソファに置いたりすると消えたりします。
な ぜ な の か
物をすぐ落とす
僕はあまり落とすことはありませんが、弟や父親が頻繁に物を落とします。
しっかり持ちましょう。
時間にルーズ
人間性に問題があるだけな気がします。。。
待たされる側の気持ちになって、時間に注意を全力で向けましょう。
一度集中してしまうと一つのことに対する集中力が凄まじい
意外と多いのがこのパターン。
僕も昔はゲームに対する集中力が凄まじかったです。
今ではほとんどゲームをしなくなりました。
僕の場合、バイクが好きだから運転する集中力が長いのかもしれませんね。
夏休みの宿題を最終日付近で一気にやる
僕は中盤に決めた量をこなしてやるタイプでした。
序盤と終盤にやらず、お盆前後にやるタイプでした。
すべきことを後回しにしてしまうのは仕事では致命的だったりするので、
子どもには夏休みの宿題を序盤にやってしまうことを徹底したほうがいいかもですね。
既に社会人化してしまってる場合は、、、後回しにしないようにすることですね。
仕事、作業を順序だてて行えない
順序通り行う方がむしろ得意で、イレギュラーに弱い僕とは正反対ですね。
順序だてて行えないのは良く言えばイレギュラーに強いとも言えるので、
別に無能要素ではないと思います。
好奇心が旺盛なのに飽き性
完全に僕です。
飽き性はあまりよくないですね…
ましてや社会人なんて50年近く同じことを何年も何年も繰り返すわけですから、
とても致命的どころか、社会不適合者にすらなりえます。
飽き性を治す方法は研究中ですが、
これは恐らくどうしようもないと思います。
おそらく日常に飽き飽きしていて、非日常を求めてる人に多いかもしれないので、
しんどいですがメディア業界なら飽きずに仕事が出来るかもしれません。
具体的には、カメラマン、ADあたりのスタッフですね。
同じことを繰り返すのが苦手
作業的なものを苦手とする人です。
退屈になってくるので、しんどいですね。
同じくメディア業界系なら大抵の仕事が向いてるかもしれません。
まとめ
僕も不注意としてADHD診断され、誰よりも仕事が出来ず、
何度も何度も同じことをしても全く仕事が覚えられず、
「なぜ同じことが出来ないのか」と怒られまくり、挫折しました。
そうして今ではフリーランスになって、
誰にも文句言われず自分のペースで仕事をしていてやっぱりこっちの方が合うなって感じで落ち着いていますが…
看護師の人やお医者様とお話していて、ADHDなんて数値もなければ具体的な病菌があるわけでもない不確かなものに振り回されず、
目の前の問題を改善していくことこそが最善の処置だと感じました。
メンタルクリニックに通い続ける廃人になってしまうと、お金だけが搾り取られていきますので、
ADHDの疑いがあるなら徹底的に改善していって下さい。
ADHDに関して困ったことがあれば、是非僕に相談して下さい。
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ひとまず、日常生活に支障があるなら少しずつ訓練して改善を図っていきましょう!