
映像系の専門学校に通っている人もそうでない人も、
新卒で映像業界に行くことを目標としてる人は平成、令和では昭和に比べてとても多くなりました。
僕もその一人でした。
今回は元映像クリエイターとして、映像業界のこと、
そして仕事のこと、そして就活のことまでお話していこうと思います。
よろしくお願いいたします!
映像業界に勤めたい!仕事の探し方は?
専門学校では以前もっともオススメされていたのは「white-screen」という求人サイトでした。
white-screen
ただ、今となってはwhite-screenは2年以上リニューアル中の表示になっており、
実質上の閉鎖状態にあります。
(ちなみに僕はwhite-screenからの求人で採用されました。)
今現代では、最もオススメされているのは「CGWorld」の求人ですね。
CGWorld求人
たくさんの映像業界の求人が掲載されており、
実績もあります。
日々追加されたり削除されたりと変動するため、
定期的にチェックすることをオススメします。
後は、「RAKUJOB」なんかも最近は良い感じですね。
RAKUJOB
求人は調べればたくさん出てきますが、
有名どころをピックアップしました。
CGWorldを中心にお仕事を探せばいいでしょう。
映像クリエイターに必要なポートフォリオに関して
映像クリエイターに就職する場合は、まずポートフォリオを送って応募しなければなりません。
映像業界では、ポートフォリオが就職の決め手になります。
ポートフォリオと履歴書で面接が決まれば、8割~9割はもう決まっているようなものです。
面接なんて本当は必要ないレベルで、一応してるような感じなので、印象が最悪じゃなければ大丈夫です。
僕は東京に3社面接が通りましたが、2社落とされましたけどね…。
おそらく面接時に「あ~この仕事かぁ…」というのを顔に出してしまい、
「あ、こいつダメかも」と思われたんだろうなって思っています。
でも実際は面接が滞りなく進めば、確定と言ってもいいレベルなのであまり緊張せず挑みましょう。
ポートフォリオの参考に関しては、自分の通う学校の先生に「先輩のポートフォリオが見たい」と言えば、
保管されているポートフォリオを引っ張ってくれると思うので、参考にすると良いですよ。
恥ずかしいですが、僕の当時の(ボロボロの)ポートフォリオも公開します。
デモリールはこちら↓
これが実際に採用された時に使ったポートフォリオとそのデモリールです。
ポートフォリオとデモリールが採用の鍵になってると言っても過言ではありませんので、
しっかりと作りこむことが大切です。
映像業界に行くなら相応の覚悟が必要、下手すると人生終わります
僕がすぐに辞めてしまった一番大きな要因でした。
映像業界に行くなら、相応の覚悟が必要です。
僕は、もっとゆるいものを想像していました。
嫌な仕事を40年も50年も続けるより、好きな仕事をしたほうが絶対楽しいと思ってこの業界に来ました。
しかし、蓋を開けてみれば
- 土日も出勤で休みがほぼなかった
- 終電、徹夜が当たり前で定時帰りなんて1,000%無理
- 初任給が4万円
こんな感じでして…リタイアしました。
仕事はとても楽しく、頑張れば続けられそうだったんですが、
普通に家賃を下回る給与で生活が無理と判断して即撤退しました。
給料は15万記載だったはずなのになんでこうなったんでしょうね…
(給与明細があれば晒したかったんですが、紛失してました。
もし万が一にも発見した時は追記します。)
ちなみに僕の友人が行った先は、
- 定時で帰れる
- 初任給から記載通りの手取り
- 土日祝休みをもらえていた
という状況で、もう死のうかとも考えたほどでした。
あの業界は当たりハズレがとてつもなく大きく、9割くらいがハズレ業界です。
当たりを引けるかどうかは働き続ける上で最も重要です。
慎重に選び、リサーチを絶対に怠らないで下さい。
仮にハズレを引いても、大好きな映像で食べていく覚悟は重要です。
大事なのは、あくまでも「仕事」ということです。
自分の好きなものだけを作れるわけじゃなく、依頼されたものを指示通りに作るので苦痛もあるかもしれません。
映像で生きるための覚悟はしっかりと持っておきましょう。
非常勤の先生や現役クリエイターにお話を聞くのが最も有効でしょう。
仕事のことは働く前に徹底的に把握しておけば、楽になると思います。
まとめ
以上、新卒の人のための映像業界についてでした。
仕事、社会を舐めて仕事に参戦し、挫折する人は結構います。
「思ったのと違った。」「イメージと違った」というような感じですね。
僕の場合は片道1時間半かけて出勤していたのもあって、
体力は本当にキツかったのをよく覚えています。
家からどれだけ職場が近いかもかなり重要な要素になります。
そして、仕事は仕事だと割り切る気持ちの切り替え。
この2点さえ出来れば乗り越えられると思います。
最近は国がパワハラにも厳しくなり、証拠さえ抑えれば簡単に解決出来る時代です。
昔よりかは穏やかで快適な職場になっているはず。
後は就業時間と納期に迫られる状況だけ覚悟しておいて下さい。
厳しくも辛い業界ですが、本当に好きな人ならきっと大丈夫です。
僕は現実問題として生活できる範囲を下回る給与で且つ体力的にも限界でリタイアしましたが、
あなたが映像業界で活躍し、楽しく人生を謳歌できることを心より願っています!
ここまで読んでくれてありがとうございました。