人って死ぬとどうなるのか…?
宗教的な理由から検索しても上位に表示されるものは宗教的な記事ばかりで、
まともに考察されている記事は少ないなと感じました。

そこで、宗教的な理由を一切除いて自分だけの考え方から考察していきます。

まず大前提として、この謎がはっきり分かる人は存在しないということ。
結局死なないと分からないみたいなところがあり、知っている人はいないということをご了承下さい。

全ては考え方、宗教の教えによるものでしかありません。
それを前提としてこの記事をお楽しみ下さい。

あの世はある?可能性としてはあるかもしれないけど…

まずはあの世があるかどうか…

徹底考察していきます。
そもそもあの世って定義によって考え方が異なるんです。

  • 別の世界なのか
  • 遠い宇宙の果ての星なのか
  • この地球の裏世界なのか
  • 雲の上なのか

現時点でもこれだけの可能性が世界で提唱されています。

宗教によって考え方は異なり、もはやこの時点で全然はっきりしていません。
僕の考えは、存在しないになります。

 

ただ、はっきりと自分の考えを持って言ってるわけではありません。
後々ご紹介しますが、僕は「幽霊は存在しない」という考えに基づいてあの世もないと考えてるだけに過ぎません。

が、上で並べた4つの説を全て否定できる考えもあるにはありますので、一つずつ紹介していきます。

最初に、前提としてあの世を定義するために
宇宙・星・時間・空間ごとに解説します。

宇宙:宇宙空間のこと。別の宇宙とは、我々の知る宇宙とは別の宇宙を指します。

星:地球じゃない星に霊が住まう星があるかもしれないという仮説です。月でさえ地球の1/6の重量なので、重力や酸素に適した幽体を持つことになります。

時間:時間軸を指します。あの世が別の時間軸の場合、タイムリープしてると考えて良いです。

空間:別の世界です。必然的に宇宙も異なることになります。

別の世界があの世?

まずはあの世別世界説。

死んだことで突然星も宇宙も時間も空間も全く異なる世界に行く
というのはさすがに飛躍しすぎかと思います。

一応、この世に生を受けている時点で生を受ける前の世界に還るとも言えますので、
この説が唯一ありえる最有力だと思います。

ただ、これも詳しくは後述しますが人の記憶はあくまでも脳に保管されているため、
仮にあの世に行ってもこの世での記憶は全てなくなった状態で逝ってしまうということ。

この世に生を受けた際、生まれる前のことなど何も覚えていないのが一番の証拠で、
誰でも分かることだと思います。

稀に「前世の記憶が~」とか、「幽体離脱が~」というのを聞きますが、
あれは妄想、明晰夢、虚言のいずれかに該当するだけなので信じるだけ無駄です。

まあ、あの世に行ったとしても記憶はないわけなので、
事実上あの世はないと言ってもいいかもしれませんね。

遠い宇宙の果て説

宇宙、時間軸、空間が同じで、星だけが違う説です。

ジャンプの人気作、「ドラゴンボール」でのあの世はこれに該当しますね。
銀河系から遠く離れた別の星に転生するという認識が最も近いかもしれません。

太陽の恩恵を受けないので、太陽がなくても生きられる生物か、太陽の代わりとなるものがある場所か…
これもまた突拍子もないことですが、
どうやって別の星まで瞬間移動するのかが謎ですね。

さすがに死んだ後、ワープでもするのかって言われるとちょっとありえないと思うので、
この説はないかなぁという考えです。

この地球の裏側説

星、時間、空間が同じで、宇宙が違う説です。

同じ地球でありながら、別の宇宙の地球。
異なる世界線という認識でいいです。

あの世とこの世はとてもよく似ているという説があり、
その説はこの地球の裏側説に該当します。

この説もなくはないかなと思います。

死ぬことで、死後の魂は別の宇宙軸に入り込む…

死者と生者で完全に切り分けられていて、
お互いの存在が不確かなものとして存在しているかもしれません。

例えば、僕たちからしたら「幽霊っているのか?」「うわ幽霊うつった!」となりますが、
死者側もまた、「生者っているのか?」「うわ!うつった!」となっているかもしれません。

死後の魂があちらの世界に行くわけなので、
限りなく死んでいる状態に近い睡眠状態では、魂の一部がちょっとあっちの世界にはみ出しているかもしれませんね。

だからこそ、霊は何かの拍子に映り込んだり、映ってもテンションが低い置物みたいになっていたり…

と考えればおもしろそうです。

雲の上説

これだけは絶対ないですね。

雲って消えるし…
天気の子かな?

雲の上はちょっと無理ですね、台風でふっ飛ばされそう…。

その他の説

星だけが違う、宇宙だけが違う、全て違う説が宗教的に存在する説でした。

では、宗教上無名~存在しない別の説はどうでしょう?

宇宙・星・空間は同じで時間だけが違う説
この場合はただのタイムリープですね。さすがにないでしょう。

宇宙・星・時間は同じで空間だけが違う説
空間が異なると宇宙も自然と異なりますが、宇宙はほぼ同じと仮定します。
空間だけが違うと言うと、地球とそっくりか全く同じの場所です。
例えるなら、右と左の分かれ道があって、あなたは右を選んで進みました。
でも、左を選んだあなたの世界もあるかもしれなくて、そっちの世界に行ってしまうという説です。
なので時間そのものや時間の進み方は同じですね。

宇宙・星が同じで空間・時間が違う説
ここまで挙げだすと何通りも説が出てきてキリがないので代表として挙げました。
同じ宇宙で同じ地球。あなたが今いる世界と全く同じ場所で世界と時間が異なる場所です。
言ってしまえば、織田信長が本能寺の変で死ななかった世界(空間)の2070年(時間)とかそんな感じです。

結局あの世はある?

可能性はありますが、やはりどれも突拍子がなさすぎます。
ただ、人に出来ないことが出来てしまうのが自然。

例えば、台風は自然発生しますが、人間の力で同じ規模の災害を発生させることは出来ません。
生き物を性交を除いて完全に0から作ることは人間には出来ません。

それが実際に起きているのがこの世界、自然です。
人間の最も昔の先祖がどうやって誕生したのか不明ですが、
実際我々が生きている以上は最初がいるわけで、その事実がある以上、全てを否定するのは難しいんです。

人の手じゃ出来ないことが起こるからこそ、
可能性がないとは言えないんですよね。

ただ、それでも記憶が消えることだけは確かで、
あの世に行った場合こっちのことは覚えてるはずもないので、
個人的にはあってもなくても「ない」ようなもんだと思います。

死んだら人はどうなる?

人が死んだらどうなるのか?という所です。

僕は死んだら「無」になると考えています。

根拠として、

生まれる前の記憶が一切ないからです。

我々の全ては脳に集約されます。
思考、記憶、感情…などですね。

ここで注目してほしいのは、記憶も脳に依存しているということ。

我々の今の記憶は、自分の今の肉体が持つ脳が全て管理しています。

 

人は死ぬとどうなりますか?

脳は機能を停止します。なんなら火葬で燃やされ消滅します。
これは写真、動画データの入ったUSBメモリ、ハードディスクを燃やすのと同義です。

もちろん、考える力、意識も同じです。
意識の消失は、睡眠で脳を休めてる状態に近いですね。

睡眠の場合は、脳が記憶整理をしているので夢を見たりしますが、
死亡したときは脳も機能を完全に停止しているので夢を見ることすらありません。

つまり、生まれてくる前と同じで無に還るんです。

元々、我々は父親の睾丸の中を泳いでいたわけですよね?
そして、それが肉体となって脳が生成され、感情、意識が機能します。

つまりどう考えても死後、意識があるわけがないんですよね

仮にあったとしてもですよ?仮にあったとしても、100%全ての記憶がなくなっています。

新しい第二の自分として意識がある状態になるんですよ。
そもそも脳なしで意識があるわけがないので、考えるだけ無意味だと思いますが…。

ではなぜ、こんな分かりきったことが未だに「謎」とされているのか
それこそが、宗教的な理由があるからなんです…。

宗教的な視点での解説

元々日本の宗教の誕生は、かいつまんで言えば、
「全うに生きた人は極楽浄土に行ける」ということと、
「罪を犯したもの、自殺した者は地獄に落ちる」ということ。

こう考えることで、理不尽に家族の命を奪われた者も、
犯人が地獄に落ちると信じることで心の救いになったとされています。

さらに、実際に自殺抑制にもなっていますし、
まっとうに生きて社会貢献させるために作り上げられ、極楽浄土が誕生しました。

全ては、
「自殺をさせないため」
「犯罪をさせないため」
「国のために働かせるため」

このために生まれたようなものです。

そうしてあの世のことや死後のことをあたかも「ある」ように言えば、
やはり信じる人も多くなって、真っ当に生きようと思うのです。

しかし実際は死後意識なんてないですし、死んだらそれで全てが終わるだけです。

宗教上の理由で、あの世はある!幽霊はいる!という記事が多いんですけど、
事実、現実的に考えても霊がいるはずないってことはよーく考えれば誰でも分かることだと思います。

大事な家族が先立った時の救いとしては、宗教は非常に素晴らしい存在だと思いますけどね。

幽霊はいる?いないでしょ!

最後に、幽霊がいるかどうかという話です。

さきほど上で紹介したあの世説のどれにも当てはまらず、
空間、時間、宇宙、星が全て同じということになります。

そう考えればいそうではあるけど、僕はいないと思います。

まずは、全ての心霊映像が作り物だという記事を読んでください。

世の中の心霊映像は全てが作り物の合成だと思う

 

上の記事では、僕が実際に合成で心霊映像を作ったものが見られます。
上記事でも言っていますが、合成が簡単!という理由から世の中の心霊映像は全て作り物だと結論付けました。

よって、実際に霊がいるかどうかと言われれば、いないと思います。

僕も心霊スポットへ行ってカメラを回したことは何度かありますけど、
一度たりとも映りこんだことはありません。

もちろん、不思議な経験だってありません。
全て、「気のせい」「思い込み」「演技」で片付いてしまうんですから。

幽霊、いてほしいですね…そしたらおもしろいのですが。

まとめ

  • あの世はない!あったとしても、記憶が全部抜け落ちている!
  • 幽霊はいない!

このように終わりました。

脳の中にある思い出を持っていくことが出来ないのは非常に残念ですが、
どうせ歳を取って死ぬなら自分磨きなんて無駄なことしてないで、
ひたすら自分のしたいことだけして死んじゃえばいいんじゃないかな~って思いました。

この世で磨いたスキル、知識、技術は、仮に生まれ変わるとしても全部がリセットされるんですから…。

今を悔いのないように楽しむことに全力で生きましょう!